泳ぐ速さを決める3要素:No.2『抗力』造波抵抗

こんにちは、koheyです。

 

 

今回は“抗力”の「造波抵抗」について
お話します。

 

造波抵抗とは、泳動作によって生まれる
波が進路を妨げることをいいます。

 

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より大きな波が生まれれば、造波抵抗も
大きくなります。

 

また、大きな波を生じさせるのにも
エネルギーが必要です。

 

本来は前進に使うはずのエネルギーが
波の発生に使われることになって
しまいます。

 

これでは効率が悪いですよね?

 

 

実際にデータを分析すると、速い選手も
ストロークのテンポや、ストロークの数
は他の選手と変わらないことが多いです。

 

しかし、一回のストローク効率が高い
ため、一回のストロークで遠くに進む
ことが出来るのです。

 

 

造波抵抗を減らすには、発生させる波
を最小限に抑えることが重要です。

 

そのためには、以前の「摩擦抵抗」や
「圧力抵抗」の知識を活用して、波の
発生を抑える泳ぎ方を考えることが
大切です!

 

 

それでは、次回は“抗力”の最後
の要素『推進抗力』について
お話します。

 

 

ではまた!