「抗力」part2! どうしたら減らせる?(流水抵抗・圧力抵抗)
こんにちは、koheyです。
今回は「抗力」についてもう少し
掘り下げてお話します。
今回のテーマは流水抵抗と圧力抵抗
です。
以前お話したように、流水抵抗とは
本来は圧力抵抗の一部です。
そのため今回は二つ同時にお話しする
ことにしました。
抗力の要素のうち、圧力抵抗が占める
割合はおよそ42.5%と言われています。
全体の約半分を占めているわけです。
圧力抵抗(流水抵抗)は前面投影面積
を減らすことで軽減できます。
では、前面投影面積は具体的に
どうしたら減らせると思いますか?
あなたもよく知っているであろう、
ストリームラインです。
しかし、基本的でありながら完璧に
ストリームラインを作れている人は
少ないのです。
ストリームラインを作る時、まず
何よりも身体の線を細くすること
を意識してください。
組んだ腕が肘の辺りで曲がっていたり、
足が開いたりしていると、前面投影面積
は小さくなりません。
また、腕を組む位置は耳の真横がいいと
されています。
その際、頭は真下を向いていますが、
腰が下がってしまう人は、目線だけ
後ろを見るといいでしょう。
そうすることで、重心が胸のあたりに
移動し、腰から先が自然と浮き上がり
ます。
腰が上がるということは、結果的に
流水抵抗を減らすことに繋がります。
前面投影面積が小さくなるからです。
今回は少し長くなりましたが、
お付き合いいただきありがとう
ございます。
次回は「摩擦抵抗・造波抵抗」
についてお話していきます。
今回のように具体的な改善方法
を載せていく予定なので、楽しみ
にしていてください。
ではまた!