オリンピック選手と一般選手の効率はどれくらい違うの?

こんにちは、koheyです。

 

 

今回は「推進効率」についてお話します。

 

あなたは、オリンピック選手と一般
選手では、泳ぎの効率にどれほどの差
があると思いますか?

 

ある実験データによると、

 

ジュニアスイマーの推進効率は約30%
(全国大会等に出場レベルの小学生)

 

f:id:koochaman:20211105010112p:plain

 

成人スイマーの推進効率は約60%

(全国大会等に出場レベルの大学生)

 

f:id:koochaman:20211105010157p:plain

 

トップスイマーの推進効率は約70%

 

f:id:koochaman:20211105010235p:plain

 

になるようです。

 

実験対象はいずれも全国大会等に
出場する実力のある選手をもとに
したデータになります。

 

当然、そこまでの実力を持たない
人であれば推進効率はさらに下がり
ます。

 

トップスイマーと単純比較しても、
ジュニアでは40%、成人では10%
もの差があります。

 

これだけでも、驚くほど推進効率
に差があることがわかるでしょう。

 

ここで改めて確認をしておきます。

 

推進効率がいいとは、
同じエネルギー出力でより前進できる
ことをいいます。

 

より大きな力を出力できるということ
ではありません。

 

少ない力でも遠くへ進むことが出来る
ということです。

 

 

私たちがトップスイマーのように速く
泳ぐには、抗力を最大限減らすことが
一番の近道です。

 

 

次回は改めて「抗力」について
お話をしていきたいと思います。

 

以前は、どのような抗力があるのか
勉強してもらいました。

 

次回以降は、どうしたら抗力を
減らせるのかを考えていきましょう。

 

 

ではまた!