オリンピック選手と一般選手の効率はどれくらい違うの?
こんにちは、koheyです。
今回は「推進効率」についてお話します。
あなたは、オリンピック選手と一般
選手では、泳ぎの効率にどれほどの差
があると思いますか?
ある実験データによると、
ジュニアスイマーの推進効率は約30%
(全国大会等に出場レベルの小学生)
成人スイマーの推進効率は約60%
(全国大会等に出場レベルの大学生)
トップスイマーの推進効率は約70%
になるようです。
実験対象はいずれも全国大会等に
出場する実力のある選手をもとに
したデータになります。
当然、そこまでの実力を持たない
人であれば推進効率はさらに下がり
ます。
トップスイマーと単純比較しても、
ジュニアでは40%、成人では10%
もの差があります。
これだけでも、驚くほど推進効率
に差があることがわかるでしょう。
ここで改めて確認をしておきます。
推進効率がいいとは、
同じエネルギー出力でより前進できる
ことをいいます。
より大きな力を出力できるということ
ではありません。
少ない力でも遠くへ進むことが出来る
ということです。
私たちがトップスイマーのように速く
泳ぐには、抗力を最大限減らすことが
一番の近道です。
次回は改めて「抗力」について
お話をしていきたいと思います。
以前は、どのような抗力があるのか
勉強してもらいました。
次回以降は、どうしたら抗力を
減らせるのかを考えていきましょう。
ではまた!