泳ぐ速さを決める3要素:No.3『慣性パラメータ(身体特徴)』

こんにちは、koheyです。

 

 

今回は『慣性パラメータ(身体特徴)
についてお話します。

 

慣性パラメータとは、
泳ぐ人の質量(体重)と、水の付加質量のこと

 

人は水中を動くとき必ず、周りの
水を引きずっています。

 

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この引きずっている水の量を、
水の付加質量といいます。

 

 

引きずられる水の量は、人の体重
によって決まります。

 

女性で、体重の約24%

男性で、体重の約27% の水が引きずられます。

 

つまり、体重が重いほど、引きずられる水の量は
多くなるんです。

 

水を引きずるということは、おもりを
つけて泳いでいることと同じですから、
当然スピードは落ちます。

 

「必要以上に筋肉をつけないほうがいい」

 

そんな意見を聞いたことがあるでしょう。

 

それは水の付加質量が増えてしまうこと
を危惧しているのです。

 

 

次回は、これまでのまとめをお話したいと
考えています。

 

今回も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

 

 

ではまた!